和歌山県田辺市の全面協力で撮影されたご当地映画。関西圏以外の人にはわかりにくいかもしれないが、田辺弁を徹底的に再現しているそうで、キャスティングも関西出身の俳優で固められている。エキストラとして田辺の人たちも多数出演しており、地元の少年がアドリブで名セリフを言ってたりする。
田辺の田園風景を背景に電気店で手伝いで奔走する怜の気持ちの変化を描いていく。また他の登場人物が丁寧に描かれており、映画を見終わる頃には身近な人のように感じる。
怜は父を「外面(そとづら)の天才」といい、最初は口げんかばかりしているが、父の生き方に昭和のお父さんを見る思いがする。
鈴木にいやな女になったと言われるくらい、追いつめられた怜の顔がだんだんとほぐれて優しい表情になるのを見るのが楽しい。
特に目立ったイベントがあるでなく、ハラハラする場面もないが、楽しくて泣ける映画。
電王は本当に素晴らしい!ポイントは、
・まずキャラクターが素晴らしい。各イマジンが個性的で恰好良い
・脚本が良い。ストーリーが平成ライダーにしては類を見ないほど「出来ている」
・俳優さん達の演技が良いです
うちの子供達も大好きで、家族で見ています。
やっぱり、抜群に面白いです。
「クライマックスにはお前が必要なんだよ」
侑斗の言葉の意味とは……?
VOL.7はいわば"劇場連動編"とでも言うべきストーリー構成になっており、いたる所で劇場版とのリンクが見られます♪
先に劇場版を見ていると、あのシーンはこうゆう経緯があったのか…などと新たな発見ができる巻です(しかも、よく見ると細かな部分までちゃんと劇場版に繋がるように構成されている辺り脚本の凄さだと思います)
どうせなら25話26話27話を見てから劇場版を見て、そして残り28話と時系列順に見てみると面白いかも知れません
また、この巻で忘れてはならない事がもう一つ!
クライマックスフォームの登場です♪
クライマックスフォームにフォームチェンジを果たしたモモタロスのリアクションに皆笑いましょう(笑
ヒーローらしいかっこよさは微妙ですが、ホントに電王は(いろんな意味で)面白いです♪