![金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21XD1ZFHP9L._SL160_.jpg)
今や役者としても定評のある堂本剛くんが、学校を舞台に推理ドラマを展開していく『金田一少年の事件簿』シリーズの第1話。同名のコミックを実写化したものだけど、映像的にも凝っていてミステリアスな雰囲気がよく出ています。テレビで見た人も、まだ見たことない人も絶対楽しめる作品です。またこのシリーズには意外な共演者も多く、見つけたときには違った楽しみが味わえるはず・・・
学園七不思議 動画
今回の「獄門塾殺人事件」は従来の作品と比べて、構成が面白いと思います
従来の短編並にプロローグにして第1の殺人が発生し、またプロローグにして一が毒殺トリックを解いてみせた後、事件は獄門塾の合宿にて本格的にスタートする構成は新しいです
また、2つの建物に、塾生として一と、講師として明智さんが別れ、別の別の建物で怒涛の勢いで塾生が殺されていく所謂、一と明智のコラボ構成も良いかと!
2つの建物を行き来する殺人者スパロウの正体とは誰か!? そして、スパロウを陰で操る「奴」も登場しますよ♪
同じく第2期シリーズの「吸血鬼伝説」や「オペラ座館」も悪くなかったですが、原作者・作者共に苦心したと言うだけに今回の事件は構成が面白いと思いました♪

週刊号の方は未読で、今回20周年記念ということもあり、楽しみにしていた。自分の場合、隔週で読み切るよりも一気に読み通したい方なので、単行本を選んだ。ところが、物語がいよいよ大詰めとなり、「犯人はこの中にいる」という金田一少年のお決まりという場面で単行本は終わった。週刊号ではとっくに解決しているのに、つい「ええ〜?」と声を出してしまった。さらに次巻は10月下旬発売と気が遠くなった。ページ数の問題なのか、若干編集に問題があるのではないか?多少でも、完結するぐらいの考慮が欲しかった。これでは、フラストレーションが溜まる。週刊号でさえ週を跨げば、読めるのに、少し腹が立ってすっきりしない。次巻を買わそうという狙いもわかるが、この場合、また週刊号で連載される「新たな事件」が終わってからなので、発売が随分、先になって、買うことも忘れてしまいそう。まあ、物語自体の作風が好きなので忘れずに買うと思うが、ああとにかく長い夏になりそう。