最近「ヌード写真集」と勘違いして特集してるワイドショーが多くて困りますが…
「苦悩」は京本政樹さんが、お父様の亡くなられた45歳と同じ年齢を迎えたことを機に、ご自分の半生を振り返っている「エッセイ集」です。
また45歳であることが知られていないためにビジュアル重視で見られてしまうことで悩み、年相応の役がなかなかできないなど、知られざる悩みを明かしています。
世間一般的なイメージとは180度違う軽〜い文体が親近感を持たせます。ちょっとイメージが壊れない??という感じの一冊。面白エピソード等満載でした。
それから交遊録に出てくる数々の有名人のことも好きになってしまう本です(笑)これを読んでこれからも俳優として活躍してほしいと思います。今後は年相応な役も回ってくるようになりますように。
冒頭で「45歳を迎えました!」と宣言してますが、表紙写真から「45歳に見えません!」
クライマックスに至るまでの独特の盛り上がりで好きな人は好きのこの作品。
天地茂の二刀流、若林豪の大太刀はかっこよさ満点。戦闘シーンは迫力満点。
掘り出し品があれば買って損はしないです。胸がスカッっとします。
セミレギュラーの竹下景子さんがとても可愛らしいです。
最終回の悪役ボスはなんと平田昭彦さん。セリフ回しと言い、いい味出してます。
ラストの5人の闊歩は屈指の名シーンです。
多くの方々のレビューのとおり、このドラマは秀逸な脚本と最良のキャストと主題歌に恵まれた名作だと思います。暴力、レイプなど壮絶な事件の連続にも拘わらず、先生と繭の少年少女のように無邪気で主題歌のように儚く切ない二人だけのシーンはとても胸を打たれます。猫の指人形などの小道具も心憎いほどの演出。私は故峰岸徹氏演じる二宮耕介に注目。娘への歪んだ愛にしがみつく、とんでもない父親だが、そんな彼に心の奥底で共感してしまった自分に愕然としたのでした。彼がモデル嬢の妊娠を知って作品を切り刻んだノミが、終盤の空港で使われた凶器と同じだったとしたら、とても微妙な因縁を感じます。他にもこのような仕掛けがいくつも有りそうで興味深いです。これ程よく出来た感動的な日本ドラマは滅多に有りません。(私の中では「星の金貨」「イグアナの娘」と並ぶベストスリー)。20年以上経った今でも色褪せることのない「高校教師」は昭和を知らない世代にも感動を与え続けるに違いありません。そして当時19歳の桜井幸子さんのセーラー服姿は私の記憶の中で永遠に生き続けるでしょう。