Richard Bona - Bass solo

A SIDE~大好き!~

A SIDE~大好き!~

 デビュー以来のファンで、その存在(または活動)が、どうもずっと気になるアーティストの一人である。
 そんな彼女が、ライヴ盤を経て、2年ぶりにリリースしたオリジナル・アルバムがこちら(通算6作目)。
 

 今回は、これまでのフュージョン調の彼女のスタイルに、新たなアプローチも取り入れ、サウンドはバラエティーに富んでいる。
 「(ファンからの)期待や(自身の)願望など、いろいろあるけれど(←ここまでが英語)、(ここから日本語で→)一番大事なことは、自分を信じること」と語る彼女。それを表したのが、こちらというわけだろう。
 今作での曲数は、全9曲 [ 収録時間:40分47秒 ] と少ないものの、結構気に入るものが、個人的には多かった。

 
 先述した言葉は、彼女のミニ・ライヴ&サイン会で、聞くことができたものの一つである。
 実際の彼女は、声はCDのとおりだが、キーボードやギターを弾く姿は、意外にも大胆で、現在も勉強中だという日本語を、ファンとのコミュニケーションに多用し、親近感を感じさせるものであった。そういった姿勢も踏まえ、想像以上に(えくぼも含め)キュートで、細く、チャーミングな人であった。
 筆者自身、時折、海外アーティストの来日ライヴへ行くことがあるが、CDだけでは感じ取ることができないものを見るのが、やはりライヴの醍醐味であると、彼女のライヴを見て、今更ながらであるが、改めて思った次第だ。
 
 そのライヴでは、今作から 「1. Who ? 」、「2. Daisuki 大好き 」、「 6. Who Sees Me Through 」、「 9. Stay Another Day 」と、全4曲を披露してくれた。

 
 ライヴ同様、実際のこちらのアルバムでも、1曲目の「 Who ? 」 で、聴く者のハートを掴むことだろう。
 2曲目の「 Daisuki 大好き 」 では、いつものように、サビに日本語で、「♪〜大好き、私はあなたが大好き〜♪」と持って来ているが、この使い方が、我々日本人が使わないようなスタイルで歌っているのが面白い。

 また、4曲目 「 Love 2 Love 」 は、リリース作としては、前作にあたる「ジャパン・ツアー・ライヴ・ 2009 」で、先駆けて披露されていた楽曲で、オリジナル・アルバム初収録。ライヴ盤とは違い、ここではラッパーをフィーチャーしたものだが、意外に合っている。

 そして5曲目、甥っ子に書いたという「 Song for Johannes 」では、デビュー作に収録されていた「 The Voice Within(クリスティーナ・アギレラのカヴァー) 」や 2nd 作 「 Tsuki 」収録の「 Towani 」に代表されるように、スローなものを歌わせれば、相変わらずしっとり聴かせてくれる!それが、この人の最も強い武器である。
 
 「3. In time 」、「6. Who Sees Me Through 」、「8. The Place You Took 」、 「9. Stay Another Day 」は、フォーク調で、心地良いものが多い。
 このように、曲数は少ないながらも、聴く者にとっては、楽しませてくれるものとなっているのではないだろうか。
 
 なにより彼女自身が「今までのアルバムの中で、一番 Daisuki !」と語り、プロデュースを務めた増崎氏も自信作という一枚。
 そんな彼女の生の姿をより感じたければ、先のライヴ盤を聴いていただければ、その感触が少しでもわかるだろう。

 ちなみに、この後のビルボードでの彼女のライヴへも行く予定にしているが、その場で、同じファンの方々と、彼女の音楽をシェアできれば、幸いである。

 

〜ライヴ鑑賞後、追記〜

  
 前日の名古屋ボトムラインでのライヴ( U-stream で配信 )、そして翌日のビルボードでのライヴは、共に大盛況であった。

 また、日本へ来る飛行機の中で見て、思わず泣いてしまったという邦画「涙そうそう」の同名曲の全編日本語によるカヴァー、「 Can You Feel The Love 」、サビが日本語で「♪ 平和の世界〜 ♪」と歌われる「 Heiwa 」と、未発表曲も満載で、あっという間に終わってしまった!

 後者のビルボードでのライヴにおいては、アンナ自身「楽しくて、仕方ないわ!(英語)」と、何度も連発。仕舞には、「もう帰りたくないわ!(英語)」と言ってしまうほどで、彼女はもちろんのこと、サポート・メンバーも非常に楽しそうに演奏しているのが、印象的であった!  

 Anna, you made me smile, much happier ♪♪ Mange Tak ♪  See you on your next tour !!

 尚、このアルバム・タイトルからわかるように、レコードのA面を意識しており、同時に、どうやら「 B Side 」 も存在するような、含みを持たせた表現(の記事)がある。

アンナ・ケイ 動画
リチャード・ボナ 動画
アフリカン・テイル [DVD]

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Bonaの生い立ちから成功までを追ったドキュメンタリー。
大物共演者のコメントやライブ映像も入っているので、決してつまらない訳ではないのですが
翻訳のセンスが今ひとつで、観ているとうんざりすることも・・・
ただファンとして持っていて損は無いです。

MOYO~ハート・アンド・ソウル

MOYO~ハート・アンド・ソウル

いつもの慶子さんの美しい音楽にサウス・アフリカン・タッチが加わって、とても素敵なCDです。ボーカルを使った曲などもあり、最初から終わりまで本当に楽しめます。お勧めです。