
本書の原題は“Interpreter of Maladies: Stories”、全9編からなる短編集。 例えば邦訳表題作、「停電の夜にA Temporary Matter」。 主人公はすっかり関係が行き詰まった夫婦、「臨時の措置……五日間だけ、午後八時から一時間の停電」、それを機にロウソクを灯しふたり向き合い囲む食卓、朧な光にかすむ顔、どちらともなく互いにはじめた秘めごとの告白。夫は感じる、日々詰まる距離、少しだけ修復される関係性。そして他方、妻は……。 本書所収すべての作品に共通するテーマといえば「異邦人」とでもなるのだろうか。 それは単に主人公が皆、インドにそのルーツを持つアメリカ(文学)のマイノリティであることにのみ、その由来を持つ感覚とはみなせない。「ここの人、みんな自分だけ世界にいる」。 とある子どもの何気ない独白、誰しもが己にとっての「自分だけ世界」に幽閉されたまま外へと繋がる道を持たない。束の間、希望が射したかに見えて――実際、いくつかの作品においては、はっきりと繋がることができているようではある――、しかし同時に互いが交わり得ぬ他者、関わり得ぬ他者でしかないことを告げ知らされてしまう。 そうした根源的な「異邦人」性が彼女においてはインド、オリエンタリズムにかたちを借りているだけ。 この手の主題における嚆矢といえば『ドン・キホーテ』をおいて他にない。 夢物語にうなされた遍歴の騎士が愚直に世界を行くように、本書の人々もまた、流浪の旅人としてその日々を歩む、それはちょうど今ここで世界を生きる人々がそうしているように。 もうひとつ、彼女の作家性において印象的なのは、足もしくは靴をめぐる描写。 微に入り細に入り叙述するでもない、ただし確かにひとつひとつがくっきりとした残像を刻んでいく。単に彼女固有のフェティシズムなのか、それとも文化背景に何らかの象徴的な意味を含んでいるのか、いずれにしても、いちいちが彼女のそれと分からせる陰影を持つ。「絆」語りもいいけれど、そんなことに少し疲れたときのための良質な作品群。

幾ら考えても、津波のイメージを掴む事が出来なかった。浜辺の波打ち際に立っている様なものだろうか、
打ち寄せてくる水の量が深いという事だろうか...。
ずっと考えていた疑問、この本の見開きページの写真を見た瞬間に多大な驚きと共に理解した。
地震から半年が経とうとしている。ニュースで、被害の無い都市の人へ地震についてのインタビューをしていた。
「物資もあるし、何が必要なのか分からない〜」「自分の仕事があるから〜」
忘れかけている人がいる。
当の私でさえ、両親の実家が全壊したにも関わらず、その地へ何度も出向く間に、瓦礫の山と化した光景が
当たり前になっていた。親の家族全員が無事だった事もあり笑いも戻っていた為、忘れてしまっていた。
お盆、父の知り合いの方の仮設住宅にお邪魔した。未だ20代半ばであった息子さんを失ったその人は、津波は全く
過去のものにはなっていなかった。
今だからこそ、見て欲しいです。
あてもなく、家族を探し歩く人を見て欲しい。一面が瓦礫になった道で泣いている人を見て欲しい。
燃える山、燃える家、燃える町。土砂、崩れた家屋から掘り出される遺体。そして瓦礫、瓦礫、瓦礫。
この本には、私達の普段の生活からはおおよそ想像も付かない現実が、時を止めて写し出されています。

最近暑いですね。猛暑ですね。
どこ探しても扇風機が売り切れで、やっとすぐに手に入る扇風機を見つけました。
本当は普通のリビング扇風機が欲しかったので、床に置くと足元にしか風が来ないか
台に置くと場所を要するのが☆一つ減点の理由です。
完全に個人的な理由ですね(笑)
申し訳ないです。
とは言っても、震災以来日本各地で余震が続いているので私自身防災意識も高まっており、
このLEDライトとラジオ付きであることは一石三鳥と思い購入しました。
ボックス扇ですが首振りだし、強弱付けられるし、申し分ないです。
横に付いているLEDライトは普段は夜に部屋の電気を消して、
部屋の中の夜間灯替わりに使っています。
ちなみに、この商品を購入する際にもう一つ悩んでいた商品がこちらです。
よろしければご覧ください。
↓↓↓
TEKNOS 充電式ミニ多機能扇風機 12cm BKL-M85 【バッテリー搭載・3電源対応(AC電源/乾電池/USB)・強弱切替・LEDライト・AM/FMラジオ搭載】