『沈黙-サイレンス-』日本限定特別映像

レッド・ドラゴン [DVD]

レッド・ドラゴン [DVD]

観客に“恐怖”を感じさせるには、ただ怖いものを目の前に突きつけるだけでは逆効果だ、むしろ死体を直接見せるよりそれを連想させる物を見せるほうが効果が高い、また恐怖を感じている人間を見ることで観客はよりいっそう“恐怖”する、“恐怖”は人を通じて伝染するものだから。そういう意味で今作のショッキングシーンを抑えた演出とエドワード・ノートンの演技は素晴らしい。実は原作を読んで話は知っていたので映画を見るつもりはなかったのだが、グレアムをエドワード・ノートンが演じると聞いて見る気になりました。彼のおかげでレクター博士は過去の2作品よりずっと“怖い”です。(もちろんアンソニー・ホプキンスの演技があってこそだが)

時系列では一番古い話なので前作を見逃した人でも問題!ありません。
(でも先に「羊たちの沈黙」を見ておくとラストで“にやり”とできます)
ところで、次回作が発表されましたがレクター博士の過去の話題だそうです。青年時代のレクター博士をマコーレー・カルキン君(←つい君付けしてしまう)が演じるのだそうで(確定してるのかどうかは不明)

カルキン君も家庭内のゴタゴタで何か「いい感じにやさぐれた美青年」に成長したそうです。
でも、レクター博士は「謎の人物」であり続けてほしい。そう思うのは僕だけでしょうか。

羊たちの沈黙 動画
ハンニバル・ライジング 動画
ハンニバル 動画
デルトラ・クエスト 1 沈黙の森

デルトラ・クエスト 1 沈黙の森

ファンタジーは大好き。これは児童書ですけれど、大人でも十分楽しめます。
特に子ども向きという感じはしませんし、私は中学生の息子と交代で読んでいます。
とてもスピード感のある文章で、表現は豊かです。頭のなかに「デルトラ」が
入り込んで来て、あっという間に巻末になってしまいました。
一冊で一つの話は完結するので、読み終わった満足感と、早く続きが読みたい気持ちでいっぱいになります。
息子は典型的な本嫌いで今まで小説は一冊も読んだことがありませんけれど、
この本は少し勧めたら、自分からどんどん読み始めました。
不思議な魅力のある本です。

沈黙入門 (幻冬舎文庫)

沈黙入門 (幻冬舎文庫)

一般向けのセミナーを多く開催することで知られる新進気鋭の僧によるデビュー作の文庫化。新刊当時は内容的には受けたものの、文語的な言い回しに批判が集中。作者もそれを受け入れたのか、あっさりとした文体に改められています。

最初がいきなり「過度な自分語りをやめましょう」と来たもんだ。最初はいろいろと反論したくなりますが、読んでいくにしたがって身につまされることが多くなり、徐々に素直に文が入ってくるようになります。

後半では、自意識の肥大から来るあらゆる苦しみから解放される方法として、欲望から自由になる方法、自身の内面に意識を集中させて辛苦をやり過ごす方法を具体的に紹介。手元に置いて、心のクスリにできる本です。