イムジン河 悲しくてやりきれない きたやまおさむ 坂崎幸之助 南こうせつ

若い加藤和彦のように

若い加藤和彦のように

加藤和彦トリビュートアルバムである、が大いにネタにしている。
これも「日本で初めて死をテーマにしたアーティスト(北山氏談)」のフォークルならでは。
今回加藤和彦の死をテーマにするからこそ、フォークルの名前を使用したのではないかと思う。

そして、フォークルとして出すということで、第三次フォークルに関わっていた二人が制作したもの。
坂崎氏のリスペクトのレベルの高さが異常である。
実は「手と手 手と手」以外に加藤氏のボーカルは入っていないが、他の曲で「あれ、加藤さん歌ってる・・・?」と錯覚してしまう曲まである。
加藤氏いわく「カバーするときは下手にいじっちゃダメ!」ということから、オリジナルに忠実。
ただし、和幸でも出していた「まさしくあの当時の音楽風味」が幾つか内在している。「花の香りに」とかね。

如何せん、加藤和彦楽曲をカバーする人は少ない。
その面から見れば、これはかなり価値がある作品である。
しかも、EMI名義のラストアルバムというのも何かの縁か。

北山・坂崎の両氏は、これからも制作作業をしていく可能性が高いらしいので、次の展開にもぜひとも期待したい。

ザ・フォーク・クルセダーズ
ベスト足跡

ベスト足跡

ホントはガラガラヘビがやってくるが聴きたくて購入したんだけど、始めからきいたらなかなかどれもいい作品。演歌 ディスコ バラード なんでもありの2枚組です。やはり秋元氏あってのとんねるずですね。後藤次利さんの曲は大好きです。ぜひオススメします。

とんねるず
高見沢俊彦
あの素晴らしい愛をもう一度

あの素晴らしい愛をもう一度

フォーククルセダースの頃は中学生だった。それから40年以上、久しぶりのアルバムは私にとって、心地よいメロディー、リズム感、詩の世界。やっぱり北山さんだ。北山さんらしい主張があり、安心して聴いていられる。省吾ちゃんも加藤和彦ももう彼の国へと旅立ったが、私の中には彼らの姿や歌が生き続けている。

シャドウズ
アイシャドウ
あの素晴しい愛をもう一度